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□2022/9/2
約1年振りの再生産となるTabby's Work Pants。これにて生地を使い切る形になりましたので、最終の生産となります。このパンツの元ネタとなったのは 、創業1907年 EU最大規模のワークウェアブランドだったAlgots 。後には、インド/アジアを中心とした安価な労働着の波に呑まれ、1977年に無くなってしまったブランドです。リプロダクションを得意とするブランドは数あれど、ここまでマニアックなパンツを作っている所は多くないはずです。
TCBらしいともいえるモデルでもありますので、ぜひ試していただければ嬉しいです。
TCBとスウェーデンのSecond Sunriseによるワークパンツが完成しました。
モデルとなったビンテージは、日本ではあまり馴染みがないSweden最大のワークウェアブランドの40’sをベースにしています。
最も特徴的なバックスタイルのサイドから伸びてくるバックルバックは、右側はハンマーループのように縫われており、そこに工具を引っ掛けられる仕様です。アメリカンワークウェアにはあまり見られない仕様で、そこもユーロビンテージならではの面白みだと感じます。
当時のカタログを見ていると、
”本物の水のような美しいブルーの生地!” “背面のエキストラロングシンチはサイズ調整用としても使える、且つ、ハンマーやトングなどのツールをひっかけて装着することもできます。これは正真正銘のワークマンのためのパンツです。” など、当時の雰囲気が伝わってきます。
縫製に関しても、
ワークパンツの象徴ともいえるトリプルステッチは5/16インチ幅、Union Specialで縫い上げています。バックヨークと尻ぐりで使う下糸が変わっていたりと、細かな仕上げをしています。ボタンフライ仕様。
生地に関しては、Tabby's Jacketとセットアップとなるように同生地にて仕上げています。Vintageのカバーオールで良く使われてる2×1のデニムなので一見フラットに見えますが、着込むことによって荒々しさが出てきて、綾目が際立つ色落ちに変わっていきます。緯糸にはネップ感が有るグレーの糸を使用してます。米綿を使用した、10ozの生地となります。
TCBは、アメリカンビンテージの影響を強く受けた商品を作ってきましたが、Second Sunriseとのコラボということで、TCBだけでは中々作れないユーロビンテージをベースにした初めての商品となります。ジーンズが作ってくれたヨーロッパ、スウェーデンのお店との出会いが、こういう形で新たな商品という形になりリリースができる。改めて、ジーンズに感謝したいと思います。
最後に、Second Sunriseをご紹介。
オーナーであるDouglasとKerstinは、スウェーデンはストックホルムにデニムショップを構えていまして、TCBをかなり早い段階から取り扱いを頂いています。彼ら自身も相当なデニム通で、ショップオリジナルで自らがパターンから縫製までを担当するBlue Highway Jeansというブランドも作るほどです。デニム作りの工程をお客様と共有するため、最後のリベット打ちはお店に来て、一緒に体験出来ますよ!といったことから、Indigo染めやリペアのワークショップも定期的に開いたり、まさに体験型のショップとして世界でも人気のお店です。
Kerstinは、自らインディゴ畑耕し、育て、染めや織りのエキスパートで、デニムリペアの本を出版したりとヨーロッパのデニム業界ではとても有名な彼女。TV出演も時にこなすようで、その際はTCBのNorma Jeansを履いて出てくれたみたいです。Webshopでは、Vintageも一部販売しており、掘り出しモノが掲載されることもしばしば。ぜひ一度覗いてあげてみて下さい。
2021/6/12
こちらの商品の背面タグですが、仕様変更があり、今後は”タグ無し”として販売していきます。