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Cathartt Chore Coat 10OZ

30,800円

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TCBで新しいプロジェクトを始動する際、 ビンテージ個体との出逢いからプロジェクトが始まるがこと多いということを知って頂いている方もいらっしゃるかと思います。私が少年時代にガラス越しに眺めてた物や雑誌でしか観た事無かった物、TVで演者が着ていたスペシャルなVintageなど、”過去の憧れの回収”という言い訳で手に入れて始まるケースですね。 もしくは、Viktors Voiceが代表例ですが、古着屋さんに並ぶ事さえ無いスペシャルなピースをお借りして作り始めるケース。 そして今回、先に断ります。 完璧なサンプリングの元ネタには出逢えて無い中でスタートしました。 手元に有るのはハートのボタン。そして、その年代のと同じMASTER CLOTHのオーバーオールです。そこから始めました。 理由は単純。ずっと作りたかったジャケットだから。 何年か前からCatharttって言葉は思いついてました。 もちろんそれをやる時は絶対にハートボタンだろ!って 生地やMASTER CLOTHネームはビンテージのオーバーオールから参考にしました。わざとらしくないナチュラルムラの糸の経糸7番に対して緯糸は16番と細く打ち込みの本数も少し下げています。 経糸に対して緯を細くする事により経糸のムラ感がしっかり出るので、10ozの2×1のデニムでもしっかりと縦落ちする生地に仕上がってます。 色はあえて混ぜ物をしてない合成インディゴ100%を採用してます。 染色回数も1920年代のXX DENIMと比べても少ないので明るい色です。 *TCBのカバーオール持っているけど、今回の生地感がどうなんだろうという方へ向けて: Tabby's Jacketの生地感よりも、少し柔らかみがあり、青味は近しいです。綾目も2*1にしては見えやすく、縦糸のムラも目視で感じられるので、Black Cat Jacket やTabby's Jacketと比べても、ビンテージらしい荒々しい色落ちが期待できます。 CHORE COATのベースはどうしたの? 1940-50年代のCarharttのVintageは2着ほど所有してます。 そのCHORE COATのシルエットをベースにしながらも様々な資料を参考にしながらMASTER CLOTHネームとハートボタンと時代考証が合う様に1920年代の雰囲気に作ってます。 真ん中で剥ぎが入ったスクエアな襟 アイレットで付けるチェンジボタン アジャスト可能な第一ボタンとカフス セットインスリーブ TWO CATS BLOUSE等でも再現してる低い袖山 実際に将来Vintageと出逢えた時に、私の妄想とは違った部分も有るかもしれません。 未来を描いたSF映画の逆バージョン 過去を描いて作ったCATHARTT CHORE COAT 将来タイムマシンが出来てこのコートを着て1920年代に行ってみよう。 未来人だとバレてしまうかどうかが楽しみです。 ■サイズ感 サイズチャートの実寸は OW個体の実寸となりますので、お手持ちの衣類の寸法と比較してサイズを決めて頂くのが最も確実です。 井上(写真1~4) サイズ44着用 薄手のインナーでちょうど RYO(写真5~7) サイズ42着用 180cm 90kg インナーにパーカーやLined jacket なら少しのゆとりをもって着られるサイズ。 パーカー+Gジャン+カバーオールとなると、サイズ44でないと着られません。 ■注意事項 フロントボタン、カフスボタン共に、チェンジボタン仕様となっております。通常のボタンよりも耐久性は落ちますので、洗濯の際はボタンを取り外して頂くことをお勧めします。 破損や紛失の場合、ボタンの在庫はございますが、有償にての手配となりますのでご理解をお願いいたします。

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