ジーンズの歴史150年の中でも、最もディテールが際立つのがこの時代。 1922年から2025年――100年以上の時を経て甦らせようとしているTCB 20’sには、たくさんの思いが詰まっています。 後ろポケットは、まだ隠れる前の剥き出しリベット。 サスペンダーボタンやバックシンチは残りつつも、ベルトループが追加されている。もちろん、これらのディテールは単なるデザインではなく、すべて機能美に基づいたもの。それなのに、素材をインディゴからブラックに変えた途端、まるで意匠として存在しているかのように見えてくるのが不思議です。 BKBKについて語るとき、いつも書いてしまうのですが、この生地は糸の状態で染める“先染め”のロープ染色。糸の芯は白いままなので、経年変化による色落ちを存分に楽しんでいただけます。 そして、ブラックデニムが色落ちした姿を写真に収めると、まるで1920年代のインディゴジーンズをモノクロで撮影したかのような風合いになるはずです。 それは、あくまで僕の妄想ですが…。 ぜひ、皆さんも試してみてください。 □サイズ レギュラーのインディゴに比べると、ウェストは2インチほどとBlackの方が小さめです。寸法差が大きいため、サイズ選びはご注意ください。 ＊備考欄に裾上げ寸法を記載いただければ、事前の裾上げが可能です。裾上げ後はサイズ交換や返品の対象からは外れますのでご留意の上、ご依頼ください。